雑談※本来は依存症(いそんしょう)って読み方が正しいみたいですね。誤用が一般化して「いぞんしょう」になったようです
「依存症」とは?
依存:他に頼って存在する、もしくは頼らないと精神や身体を平常に保てないさま 症:病気の性質、病気のようす
文字から分かるのは、依存が決して楽しくて仕方がなくてやめられないのでは無く、何か辛い事があるせいで何かに寄りかからなければ生きづらいものなのだ、と表しています。 ギャンブルに逃げる、酒に逃げるなどと言われるのも一応的を得ていますね。何かを辛いと感じてるから逃げるんです
辛くてしんどいから心地良い、楽しい、気持ちいいものに「依存」したくなるんです。それを辞められないのは仕方ない、当たり前の気持ちです
ここで大事なのは、「依存症」の文字に意志が弱いとか賭け事に狂っているという意味を全く含んでいない事。もしそうなら「堕落症」「賭博症」みたいな名前になっていたはずです。
依存の辞め方
依存を辞める、とはよく言いますが正しい辞め方はあるのでしょうか? ヒントは、依存を辞める途中で起こる「離脱症状(禁断症状)」の文字にあると思います。
離脱:ある状態から抜け出すこと。また、組織などから離れ去ること 禁断︰ある行為を禁ずること。禁制 症状:病気やけがの状態。病気などによる肉体的、精神的な異状
脱も断も「元に戻せない」という意味を含みます。(離れる辞めるは元に戻る可能性がある言葉ですけど🙄) つまり、辞めるためには元に戻らないように切り離す(その結果で異常が起きる) もし共存や継続が可能なら「制限(ある程度はやっても良い)」という言葉が使われるはずです。
とはいえ、「辛いから寄りかかる」状態から「寄りかかる」を切り離すと「辛い」しか残りませんよね。 辛さを減らすか、新たな寄りかかり先が必要になります。 そのためには「何を辛いと感じているのか」を知って、認めて、受け入れる必要があると思います。
まとめ
弱いから、情けないから辞められないわけではない。弱っているから依存したいだけ 辞めたいのなら切り離すしかない、切り離すんだ!と決める事が大事
ちなみに「逃げる」も対義語の「追う」も、他人からの目線だと思ってます。押し引きや攻守があるように退くのも戦略のひとつ。何も悪い事ではありません。

